「マスターからもらったんだけど・・・なんだろ…?」





ガサゴソ。





「おお、ケーキだ…!」





「今丁度一人だし、こっそり…」





「ん、甘い」





「全部食べちゃおっかなー」





じゃきーん。





「なんか…視線を感じる…」





「えーじ、ずるい…」





「やべ、見つかった。仕方ないか…蜜花も食べていーぞ」





「はー久しぶりに食べた…超美味い」





「ねーけーきおいしいの」





「……………。」

「…しゅう、ちゃん?」

「え、シュウいつの間に?!!」

「そうやって瑛蒔は僕のことのけ者にするんだ…へぇ…」

「や、そんなつもりはなかったんだけど!え、えーと…」





「ほらー拗ねるなってば…別にお前そんなに甘いの好きじゃないじゃん」

「そういう問題じゃない…」





「ほら、いーこいーこ」

「触るな。」

「あーはいはい…蜜花、ちょっときてー」

「はぁーい」





「(ちょっと瑛蒔何?!)」

「(べっつにーこれで機嫌直るかなぁと思って)」

「………え、ええと…」

「(ぽやーん…)」





「(あー何やってんだシュウ!)」





「みーつーか、眠いのか?」

「おなかいっぱいになったから、ねむいの…」

「じゃあ、ちゃんと歯磨きしてから寝るんだぞ。虫歯になるからな」

「はぁいなの…」





「…はぁ………。」

「えーと…まぁ、頑張れシュウ!」

「なんかあんまり僕存在自体を認識されてないような気がする…」

「そ、そんなことないって!なっ!」





「蜜花………。」

「(シュウ…可哀想なヤツ…ていうか乙女…)」









06/11/28/









おまけ。



彼のお誕生日でした。おめでとう〜!